普段使いであれば「SPF25++」でOK。数値が上がるほど肌への負担がかかるので肌が弱い人は気をつけて!
「コミックマーケット」、「となりでコスプレ博」……もうすぐ大きな夏のイベントがやってきます!それに向けて、そろそろ合わせの予定を組んだり、作品やキャラクターのピックアップをしたりと準備を進めている方もいるのではないでしょうか?
この時期、コスプレと同時にもうひとつやっておくべきことといえば日焼け対策。衣装やウィッグはばっちりなのに、こんがり焼けた肌にファンデーションが乗らない、半そで焼けや足首焼けでカッコがつかないなんてことになったらリベンジ必須になってしまいます。そこで、コスプレのクオリティを保つため、夏に向けて今やっておく日焼け対策やスキンケアをチェックしていきます。
日焼け止めの選び方 白い肌を保つために欠かせないのは“日焼け止め”。必須アイテムとはいえ、市場にたくさん出回っていて、どれを購入したら良いのか分かりにくいですよね。そこで日焼け止めを選ぶ際のポイントをご紹介します。
日焼け止めに入っている紫外線防止成分は、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類があります。「紫外線吸収剤」は、肌で紫外線を受け止めて内部への侵入を防ぐもので、白浮きしにくいのがメリット。「紫外線散乱剤」は白浮きしやすいものの、日焼け止めそのものに紫外線を反射・拡散させる効果があり、肌に優しいので敏感肌の人にもおすすめです。
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普段使いであれば「SPF25++」でOK。数値が上がるほど肌への負担がかかるので肌が弱い人は気をつけて! |
パッケージに必ず書かれている「SPF」と「PA」も改めてチェック。「SPF」は肌に炎症を起こす紫外線UV-Bを防ぎ、「PA」は肌の老化を引き起こす紫外線UV-Aから肌を守る効果があります。SPFの数値は1×20分間効果が続くことを示すもので、例えばSPF25なら約8時間半持続します。PAは日差しの強い屋外に出るのであれば+値が高いものが選んだほうがいいですが、日常生活であれば+〜++程度でばっちり。また、「からだ用」と「顔用」は、「顔用」のほうが肌には優しいので、「顔用のSPF25++」を選んでおけば、日常生活では十分な効果を得られます。
日傘の効果を得るための選ぶポイント この時期に、日焼け止めと同じくらい手放せない“日傘”。これにも選ぶポイントがあるんです。まずは外側の色は気にせず「UVカット」加工がされているかを確認してみてください。実は、この加工がされていれば、傘の色が黒でも白でも基本的には差がないのです。
ただし、UVカットの効果は2〜3年と言われています。長年使っているなら思い切って買い換えるか、「UVスプレー」で対策を施しましょう。また、日傘で一番気にしなければいけない点は内側の色。内側が白系だとアスファルトの照り返しを反射して、より多くの紫外線を浴びてしまいます。なので、内側に関しては黒いものを選ぶよう注意してみてください。
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日傘は「UVカット」加工と裏地の色で選ぶべし! |
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