ユーロポートオリジナルアイロンプリント用ラバーシート(http://europort.jp/index.html)
コスプレ衣装製作で意外と頭を悩ませるのが柄入れの工程です。最近はアイドル系の作品が人気なので、複雑なラインや模様があしらわれたデザインの衣装を目にすることが増えました。せっかくがんばって土台となる洋服を作ったのに、柄入れで失敗した!という悲しい思いをしたくありません。
衣装クオリティの印象を決める柄入れの工程は重要な作業です。修羅場期間中であろうとスムーズに美しく柄入れができるように、事前に方法をチェックしておきたいですよね。 そこで今回は、5つの柄入れの方法をご紹介します。
1.アクリル絵具やマジックで描く アクリル絵の具や油性マジックで布に直接柄を描く方法。ご紹介する中でも比較的手軽に取り組めるので、初心者向きではないでしょうか。メリットとしては、用意する材料が少ないこと、時間がないときでもすぐ取り組めることが挙げられます。(アクリル絵の具やマジックは100円ショップで気軽に入手可能)他の方法に比べると仕上がりに粗が目立ちやすいですが、丁寧に描いたり、塗りムラが出来ないように気を付ければクオリティを底上げすることもできます。
一方デメリットは洗濯ができない点や、塗料がはがれて模様が崩れる可能性があることです。画力に自信がない方は、下書きの型紙を準備して作業するといいでしょう。しかし広範囲に複雑な柄を描くデザインなどの場合は直接描いてしまうのが楽です。
2.顔料を使って染める 欲しい色の布が手に入らなかった場合やグラデーションを表現したいときには、布を染める方法がおすすめです。ダイロンなどの布製品用の顔料はインターネットや手芸ショップで手に入りますが、耐水性のアクリル絵の具や紅茶を代用して布を染める方法もあります。
和装やアイドル衣装にはグラデーションデザインがよく登場するので、自作派コスプレイヤーが多く手掛けることとなる衣装デザインでしょう。また、狭い範囲のグラデーションを簡単に作りたい場合は、布用スプレーを吹きかけて色の差を表現する方法もあります。
→引き続き、衣装の柄入れ方法をご紹介します!
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