会員登録ログインメンバー検索
トップページ > コスプレ関連ニュース > ニュース詳細   
コスプレ  【コラム】駄犬の切り貼り実験ノート
【コラム】コスサミ存続危機と支援募集と巨大化の功罪を考える
9月9日(水) 20時10分配信
view 1525 

WCS2019大須観音商店街コスプレパレード。 40の国と地域の代表チームと、約1000人の一般参加コスプレイヤーが商店街を練り歩く名物企画。
[駄犬の切り貼り実験ノート:第29回]

夏の名古屋の風物詩、世界コスプレサミット運営事務局(株式会社WCS)がクラウドファウンディングで支援を募っています。
8月1日から9月13日までのこの企画、当初の目標金額100万円は2日程度であっさりクリアしたものの、その後「次の目標金額は1500万円」と、次段階として本当の目標額を公開、サイトも更新。

しかし目標金額引き上げ後は思うように支援額が伸びず足踏み、残り2週間の辺りからスパートをかけ、イベント団体としての財政事情……「通常の運営費3億円」「メイン収入のスポンサーの8割近くが撤退」など……を小栗徳丸社長自らが中日新聞紙上で改めて発しています。
また、海外のオーガナイザー(各国で代表チーム予選開催権を貸与された管轄者)や過去代表経験者らが呼びかけに動いています。
そこからまた伸びて残り1週間で400万円台まで乗せていますが、第二段階目標の1500万円には届いていません。
9月13日の終了までにどこまで伸ばせるか、勝負がかかっています。
(低めに設定した最初の目標100万円は早々にクリアしているのでクラファンのシステム上は成立はしてします)

世界コスプレサミット、クラウドファウンディング。



・「世界コスプレサミット」この場所を守りたい/Saving the World Cosplay Summit by World Cosplay Summit/世界コスプレサミット Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/wcs/1043810599

◯2020メモリアルモザイクアート参加プラン:\1,100 スタジオ・インスパイアード製作のモザイクアートに写真を使用し、中部国際空港にメモリアル展示。
◯WCS2020オリジナルピンバッチプラン:\8,800
◯WCS2020オリジナルTシャツプラン:\11,000
◯WCS応援プランA:\3,300 WCS2021のエンドロールに名前が入る権利(テキスト小)
◯WCS応援プランB:\55,000 〃(テキスト中)
◯WCS応援プランC:\110,000 〃(テキスト大もしくはロゴ可)+メモリアル支援モザイクアートにも記載
※9月13日(日)23:59まで

WCS2019大須観音商店街コスプレパレード。 40の国と地域の代表チームと、約1000人の一般参加コスプレイヤーが商店街を練り歩く名物企画。



「コスサミが無くなるかも」「この場所を守りたい」みたいな遠回しな言い方なので少々伝わりにくいかもしれませんが、構造としては海外チームを招聘してコスプレチャンピオンシップ=i2人一組でコスプレパフォーマンスによる世界一決定戦)メインで開催してるイベントで、市街地のコスプレ開放や商店街パレードなどはその副産物として発展してきました。
世界中から日本文化に憧れるチームが集まるという触れ込みで行政の協力を得たりスポンサーの支援を受けたりして人やお金を集めているイベントですから、ここの運営資金が捻出できなくなると来年以降の全体が開催できなくなります。
また大きなイベントは準備段階で既にお金が使われているので、今年のリアル開催を中止発表したからといってそこまでの支出はゼロにならないのが世の常……。

WCS2018メキシコ代表「ストリートファイターII」 
腕が伸びるダルシム、回転器具を使ってスピニングバードキックを決める春麗、車のオブジェ破壊などなど、やりたい放題でチャンピオンシップ優勝。



地元民からもよく勘違いされる部分ですがこのイベント、公的機関が主催している訳ではありません。
省庁の天下り外郭団体がやってる訳でも、危なくなったら公的資金が注入される訳でもありません。
あくまで民間の一企業によるイベントです。
(なまじ今まで外務省や名古屋市の存在を前面に立ててしまったため色眼鏡で見られる訳で、運営側が蒔いた種なのですが)
世界コスプレサミット実行委員会≠ノ名を連ねる外務省とか愛知県とか名古屋市っていうのはあくまで協力であって、出場希望国の団体からの外交ルートを通じた連絡や地域としての協力はするけど、実際にメインで主催しているのは株式会社WCSという割と小さなイベント会社なのです。

WCS2019ポスター。前年度優勝のメキシコ代表チームが中心。
大型コスプレイベントのメインビジュアルを女装レイヤーが務めるというのは極めて珍しい。アバンギャルドさが光る。



そしてそもそも2003〜2012年までメインで主催していたテレビ愛知が財政的な問題からの撤退により、コスサミの運営権を引き継いで財政立て直しに奔走していたのがこの株式会社WCSですから、ここに頑張っていただかないとステージの上も下もコスサミは継続できません。
なお、既に同社の関わるホココス春秋とラグコス春が中止、そしてコスサミ関連の明治村イベントなども消滅しているので、ダブルパンチどころかトリプルライダーキックくらい受けてそうな状況です。
ここは素直に一参加者として支援の呼びかけに協力させていただこうと思います。


→次ページから主観強めコラム、コスサミ功罪の話
 1234→
関連記事
・世界コスプレサミット2019日本予選、総まとめ! 2019-7-7 22:03
・世界コスプレサミット2018日本予選、総まとめ! 2018-7-28 20:40
・世界コスプレサミット2017日本予選、全部まとめ! 2017-7-13 14:13
・激戦!世界コスプレサミット2016日本代表チーム、ついに決定! 2016-6-8 21:33
【コラム】駄犬の切り貼り実験ノート
・【コラム】コミケと露出と公共とメディアと[年表つき] 2018-12-24 10:53
・【コラム】関東からガンダムW旋風再び!その濃厚な見どころは? 2018-3-12 14:35
・【コラム】今年10周年の作品と、ミク×ピクシブ×ニコ動が変えた世界を振り返る 2017-5-30 16:16

(2件中12件)
 1 
並べ替え: コメント日時の 新しい順 | 古い順
ローディサイト
2: ローディサイト
世界中のコスプレ愛好家がコスプレを通じて人と人が面を合わせて交流できるイベントが日本国内からなくなること自体が中長期的にもマズイし、美術館によく足を運んでいる者の立場からみても、普段とは違う視点で美的感覚を養えるイベントがなくなるのも中長期的にはマズイ。美的感覚を養わないとAIに置き換えられてポイになりかねませんから。
今回はリワードなど細かいことは置いといて、損得勘定抜きで出資しましたよ。

コメント日時: 2020/09/13 19:44
カタマリ王妃@SOTTR
1: カタマリ王妃@SOTTR
目標金額が急に高くなったことよりリワードに問題がありそう。
8800円のピンバッジなんか誰が買うんだろって思う……推しのピンバッジ当てるために箱で買っても8800円、運良く交換が見つかれば推し10人集まるんだからな。

Tシャツ2000円ぐらいにして支援1件につき500円儲かる…ぐらいのプランにしておけばみんなもっと気軽に買いそう。

コメント日時: 2020/09/12 15:28
 キーワードから記事を検索
アクセスランキング
人気のキーワード