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ムスカ銃日記最終話
橘りんごさんへのコメント返
ちこ@マイペース活動さんへ
kenji_kk氏へのコメント返し
正午を過ぎたので
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Re:エープリルフールですね。
りりす (4/2 1:57)
Re:エープリルフールですね。
ちょミィ (4/1 14:04)
Re:エープリルフールですね。
りりす (4/1 12:39)
Re:女湯デビュー! プールで
りりす (3/31 21:36)
Re:妻から狂気じみたメセばか
りりす (3/25 12:53)
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いっそ意識を失いたかった
ちょミィ
2020年03月27日 19:46
昨日、自分で自分の男だった部分を切り落とした。
いっそ意識を失いたいくらいの激痛だった。
想像では、すぐに出血と激痛で気絶して、気がついたら病院のベッドで数日が過ぎている、そんな風に考えていたけど、現実は違った。
痛くて痛くて、とても痛いのに気絶はしなかったし、意識の回復に数日もいらず、今、こうして仕事関係のメールを送った後、日記まで書けてる。
 
夕べ、私はBを死なせてしまった反省と償いに、身を切ることを決めて着実に行動に移した。
奥さんが入浴中にそばのトイレで実行する。
その前に自分の腿に切り落とした部分は再接着しないでほしいことと、自分の血液型、持病や薬アレルギーが無いことをマジックで書いた。できれば股間を縫うときは女性らしく縫ってほしいことも。
そうして道具に使う大きな枝切りハサミに筋トレ用のゴムチューブを閉じた状態で巻いて結んだ。こうすれば、もし勇気が足りなくて、手に力が足りなかったときでも、ゴムの力で強引に刃は閉じるから。
それからメイクを直した。これは女性になる上でのプライドを身につけるため。
そうしてトイレに入り、戸は開けたまま、スカートと下着を脱いで、覚悟を決めて携帯電話から119番通報をした。これは死なないため。火事ですか、救急ですか、と聴いてくれる隊員にこれから自傷行為で性器を切って、死なせてしまった人への償いをします、と正直に告げ、住所と氏名も言った。当然、止められるけど、もう携帯電話は窓際に置いて洋式トイレに跨って流水ボタンを押した。きっと電話もボタン操作も切った後にはできないと思うから。
そうして刃をあてて実行した。
奥さんが提案してくれていた針金で巻いて血を止めておく案は採らなかった。逆に針金が邪魔になって一気に切り落とせなくて苦しむ気がしたので。
実行はあっさりとできた。
ゴムの力に逆らって刃を開いて局部にあててキレイに切れるよう一気に力を入れるだけ。
怖じ気づいたりしなかった。意外なほど簡単に切れた。
でも、数秒かゼロコンマ数秒後、ものすごい痛みが襲ってきた。
予想はしてたけど、激しく蹴られた場合の5倍くらいの痛み。
出血は予想より少なかった。
呻いて手で出血を抑えながら床に転がった。
入浴中だった奥さんが出てきてくれて、私を見て驚いて、また意外なほど心配してくれた。痛すぎで何を言われているか聞き取れないくらいだったけど「自分で切ったの?」といったことには頷いた気がする。
とにかく痛くて、そして気絶はできなかった。
子供たちも心配してくれて、救急車を呼ぼうとしてくれたけど、もうサイレンが近づいてきて、玄関の鍵も開けておいたので隊員が入ってきてくれた。そのときまで奥さんは裸だったのに一生懸命ずっと血が止まるように強く両手で押さえていてくれて、あれだけ怒ったのに愛してくれてるんだと気づいた。
でも救急車に乗ってからも地獄だった。
わかっていたけど、受け入れ先の病院が決まるのにも時間がかかる。その間も、ずっと痛いし、寒いし、せめて痛い止めくらいしてほしかった。病院到着までが何分だったのかはわからないけど、ものすごく長く感じたし、到着してからも下半身に麻酔を効かせてもらうまで地獄だった。すぐ意識が無くなる麻酔をしてくれるのかと期待してたのに、意識はあって、でも痛いのはだんだん消えて、チクチクと縫われてる感じも途中で消えて、輸血もされないんだなぁ、と思う余裕が出た頃、気絶したのか、眠ったのか、次に起きたら、やっと病室の天井が見えた。
それが朝6時くらいで、また寝て、診察があって手術してくれた先生が説明してくれて私の望み通り、男性だった部分はすべて無くなったと知った。説明で不安になったのは今後、トイレを我慢できる機能が回復するか、しないか不明なこと。今は細い管を入れて自動的に流してくれているらしい。
あと、痛い止めが切れてくると猛烈に痛い。
歯の親知らずを抜いたときもそうだったけど、痛み止めが弱ってくるとズーンと重い痛みがくる。痛み止めを追加してもらった後、理学療法士が来て「とりあえず一度、歩いてみてください」と言われて、歩いた。
普通に歩けた。
さらに昼食まで食べることができた。普通にお腹が空くし、普通に食べられた。奥さんとも話したし、刑事とも話した。奥さんは夕べと違って、落ち着いてて子供に心配かけたことを怒られた。刑事は「なんで、こんなことをした?」と予想してた質問をしたので、償いです、と答えたし、殺意なんて微塵もなかったことを繰り返して正当防衛による事故だと泣いて繰り返した。男でなくなったからなのか、涙が簡単に流れた。刑事は複雑な顔をしながらも帰ってくれた。たぶん逮捕されることはない気がする。十分、制裁は受けたし、保険金のことを私が知らなかったのも、こちらの反応でわかってくれてるはずだから。
それから少し寝て、起きて仕事関係のメールを送って病院食の夕食、そうして今。
とうとう男性でなくなった。
後悔はない。
子供も3人いるし。もう必要なかった。
医師が男性ホルモンが体内から消えるので男性更年期障害のような症状が出る可能性が高いと説明してくれたので、女性ホルモンを補充したいと言ったら「それは専門外なので、そういった病院への紹介状なら書けるけど、そういった病院を自分は知らないので手術の経過だけを書いた宛先空白の紹介状になる」と言ってくれた。
今、ちゃんと女性になりたいと思う。
今まで女装は趣味だと思ってきたけれど、思い返せば変身願望は幼児期からあった。
幼稚園の頃、友達のスカートを着てみた記憶がある。
小学校に入って、他の男子が男子同士でしか遊ばなくなっても、私は男子とも遊んだけれど、女子とも遊んだ。女子と遊ぶのはナンパだとからかう風潮もあったけど、不思議と気にならず、よく遊んだし、その傾向は中学、高校でも続いて、自分には女友達ができるし、女友達と恋愛は別というのもできる気でいた。カナさんとも途中までは、そうだった。
思えば、私はハンパな男だった。
男性器が小さいから、男としての精神が弱かったのか、それとも男性器が小さくしか成長しないほどホルモンが足りなかったから、男としての精神も弱かったのか、不明だけど、そしてコンプレックスに思っていないつもりだったけど、やっぱり劣等感はあって。
でも、今はその劣等感の根源はない。
いくつか、不安はあるけれど、奥さんとは仲直りできたし、もう裏切るはずもない。
病室から見える京都の夜景は静かで、気持ちは落ち着いてきている。
ああ、ハレルヤ、とでも唱えたい気分かもしれない。
いっそ、キリスト教でも始めてみるのもいいかもしれない。よくエホバの証人が勧誘に来てくれているし。
アーメン、いい響き。
世界の見え方が変わった気がする。
お金とプライドばかり気にしていた世界から、解き放たれて。
これからもキモいとか、いろいろ偏見や差別はあるかもしれない。
でも、私が気にしなければ、それらは無いのと同じこと。
アーメン、ハレルヤ、明日がよい日でありますように。

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